ハンガリーのブダペストに来ました。
気がついてみれば初めての東欧訪問ということになります。
が、来てみれば西欧各国の落ち着いた風景、地下鉄やトラムの雰囲気、食事メニューや人々の表情などとあまり差を感じられませんね。
同行している先輩によると、共産圏当時の雰囲気が残るものの、物価は以前の様に激安ではなくなっているとのことです。
では少々スナップと印象を書き留めておきます。
とても仕事出来たとは思えない絵達ですが(^^ゞ）
まずはハンガリーでの事情がわからなすぎるので、日本でモバイルルータをレンタルしました。保険付で一日1000円強。トランジット地のスイスと目的地のハンガリーを共に登録し、この国での利用に限り使い放題*となる契約です。
ルータ本体は小型だし電池の持ちもいいので、満足。ブダペスト市内ではほとんどの場所で3G接続できます。LTEの速度ではないものの、問題なしでしょう。
ブダペスト空港(BUD)から市内までは、いつものように公共交通を利用してみます。
ここにはなんと鉄道が乗り入れてないので、ターミナルを出た所にバス停が有り、路線番号200Eに乗って最寄り駅まで行きます。
が、どうすればいいのかシステムがわからないので、結局ターミナル内に戻って、友人カウンターで切符を買うことに。理由は、外にある自販機は硬貨のみOKなのが一台、カードとお札が使えそうなの1台が破損中、という洗礼。
おかげで英語が通じるお姉さまに詳しい説明を受けて一応理解したんですが、難しい。
結局ホテルまでは3本乗るので、バス+鉄道=530Fr(フォリント)1枚と、乗り換え後のトラム1本350Fr、計880Fr(約400円)
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| 公共交通1回券350Fr。購入しただけでは無賃乗車で、乗車直後にパンチが必要。パンチ機は旧式は穴が空き、新型はドットプリンタで日時が印字される。 |
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| 旧型打刻機。打って刻むという音がする。 差し込んで手前に引くが、やり方わからなくて困ってると、見てる人が親切に教えてくれる。 |
この、「改札は無い」のに「打刻で有効化」のシステムは、欧州では多いシステムかと思います。
切符の打刻忘れるとキセルになるので、16000Frの罰金だよとの表示。
でもやってる人ほとんど居ないので、定期券か時間券(1日から1週間)の人達なんでしょうかね。ちなみにたまに屈強な検札の人が居ました。
乗換駅K
ハンガリー語の会話は、口をあまり開けずにあいまい母音を長々ザラザラと続けてしゃべる感じ。ありがとうはköszönömと言うんですが、「ケセネm」を口をほとんど開けないで独り言をつぶやくように言います。聞こえてないだろうなと思うくらいのつぶやきが、速攻長々とどういたしまして的な返事を誰もがしてくれるので、完璧に伝わってるのが面白いす。いろんなところでよく耳にする単語なので、ありがとうをよく言う国民性なんでしょうね。
というわけで、無事ホテルに到着。小雨降る薄ら寒い感じでしたが、話によると例年は雪が積もっててもおかしくないけど暖冬だとのことで、今年は一回も積もってないと。やっぱり日本で大雪とかで寒気の降りてくるポイントが今年はおかしいんでしょうかね。
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| フラメンコホテルの窓から見える教会。照明がいい感じ。 ちなみにこのホテル、日本人含めアジアの人が多いです=結構居心地いいです。一泊40ユーロ台(こちらの会社の割引レート)で、豪華な朝食付き。オススメです。 |
ホテルのテレビが意外と進んでると思います。NHKの国際放送が入ります。あと、たの西欧と違うと感じるので、各国語1チャンネルづつという感じで、英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ハンガリー語、ロシア語、中国語など。ハンガリー語以外の東欧の言語もある「かも」。
通貨はこんな感じ。2014年2月現在、数字半分にすれば日本円の額という感じのレートです。スーパーでもどこでもクレジットカードが使えるのでそのほうがレートが良いし、多額の現金を購入する必要はないでしょう。現金でのレートは、街中よりホテル周辺のヘンピな所のほうが良いのはどこも同じ傾向でしょうかね。ちなみに10000円で17500Frしかくれないところと、21440Frくれるところくらい差があるのが注意点でしょうか。
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| 硬貨は200、100、50、20、10、5Frが有り |
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| 街中いたるところに有る両替屋。店によりレートが大きく違う。 |
例によって時差(と歳)で早く目が覚めるので朝のホテル周辺散歩。
鳥がいっぱい。チュンチュンとかピューーとか鳴いてる。
トラムの車両が古いけど、加速は最高。街並とマッチしてますなぁ。
近くの教会Church of Szentimreváros
少々ひなびた感じ
このATMは、
ハンガリー語のみ。利用はムリかな。
急に登場したスーパー。意外と普通に使える。物価は日本と同じか少し安い程度かと。クレジットカード使用可。英語あまり通じないけど若い人が居れば通訳問題なし。
店の周辺には見たこと有るようなお店が結構多い。これはイスラエル料理のファラフェル。
マクドナルドは、メニューにより日本と同じ価格か、高い。コーヒーSサイズ一杯450Fr.(≒200円)
その向かいにはSPAR(スーパーマーケット)
落ち着いた感じの公園がすぐそばに。
さっきすーパーで買った「炭酸無しの」ミネラルウォーター。
キャップの色がピンクなのが無炭酸。
ドナウ川に掛かるSzabadság híd(自由橋)を、ブダ側からペスト側に渡った所に
Nagyvásárcsarnok(グレートマーケットホール=中央市場)があります。
中央市場入り口
中央市場入り口
中央市場内部。天井が高ーい。
寒い所の作りなんでしょうかね。
中央市場内部
八百屋多し
地元の酒
目立つのは、にんにくと唐辛子
ハンガリー名物豚のラード塩漬け。
フォアグラも人気
ハンガリー名物パプリカ
にんにく
肉たち
ちょっとしたつまみ達
市場内の食堂。これはちょっと観光客向け
結局
これ食べました。
こんなのも売ってます。
ちなみに安ーいトルコ料理店。旨いのです。
会議に行く途中、王宮の丘に連れて行ってもらったのでブダ側からペスト側を臨む絵が見られました。
ちょっと天気が悪かったのが玉に瑕。
夕食は、グースレッグのグリル。美味しかったのですが、摂取許容量の1.5倍程度でした。
*レンタルルーターの話ですが、日本では使い放題と謳ってますが、3日目に止まりました。理由は数台のPC・pad・携帯で利用したための、データ量オーバー。マニュアル見てルータにログインし、ルータに届いていたSMSをPCでチェックしたところこれは英国ボーダフォンのデータ契約で、月極最大通信料金40.02英ポンドまでになっており、１MBあたり0.459ポンドかかると。
ということは、40.02英ポンドで通信できるのは、40.02÷0.459＝約87MB！しか通信できなかったわけですね。これで使い放題の表現はさすがにまずいでしょう。
FUP(フェアユーセージポリシー)により利用がストップしてしまう場合という注意文には、「3日間で400MBのデータ通信を行うと、利用中断や利用制限を行う場合があります。」とあるので、そのくらいは大丈夫と高をくくっていたんですがねぇ。
さらにとどめで「ご帰国後のクレーム、料金控除対応はお受けできません」と。残念。
クレームをいう人が多いんでしょうかね。
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以下がルータに届いたSMS
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