2010/02/22

調味料単語(-ー)







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さっき最近できたと言う京都のラーメン屋で食べてきましたが、うまかったですな。寒空に30分待った甲斐が、まぁ、ありました。

それはともかく、カウンターにはご多分に漏れずいろいろな調味料がおいてあるのですが、「ヤンニンジャン」とはっきり書かれているのです。これが非常に違和感有りなんです。


豆板醤は中華調味料で有り、ホントは「豆瓣醬」と書くのだそうで、辛くないそうな。日本でよく置いてあるのは「豆瓣辣醬」だけど「豆板醤」と綴って「とうばんじゃん」と自分も読んでます。全く違和感なし。


しかし、薬味がいろいろ効いて往々にして辛くしてあるペースト状の調味料は「ヤンニョm」ですよね。ま、醤油っぽい味がするし、日本ウケする様に醤油成分を入れてるのかもしれませんが、それでも和製韓国語で「ヤンニョムジャン」位であって欲しいですねぇ。なぜヤンニンになっちゃうかなぁ、言いにくいかなぁ。。。

韓国の餃子(のような、マンドゥ)屋さんにはさらさらの唐辛子粉(コチュカル)はテーブルに置いてありますが、ヤンニョムは見ないすね。ラー油も基本無かったような気が。

でもまぁそのラーメンカウンターに置いてあったのはコチュジャンのようなペーストだけど、韓国でいう「タデギ」にクリソツな見た感じと味なので、ホントは火にかけて調理する鍋料理とかの上にしか乗ってこない「タデギ」を調味料として置いてくれてるという感じの親切なんだと思います。置いてあったものは確かに旨い調味料で、多めに入れても風味を邪魔せず、激辛にもなりませんでした。

ちなみにウチの近所の釜山キムチで売っている「ヤンニンジャン」とは似ても似つかないものでしたが、そやつは餃子につけると病み付きになる醤油系の韓国調味料です(なんじゃそれ?)


蛇足ですが常日頃悲しいのは、「トッポギ」。

もう結構な数の商品がトッポギで出回ってしまっているだけでなく、ポッと出の日本系韓国料理店(間違いだらけ)のメニューにまでトッポギの記載が(泣)。

餅炒めなんだから、絶対「トッポッキ」のはずなんですがねえ。。。

発音上は

(餅:ddeog) +( 炒める(連体形):bogg )+ (物:i)

=ddeog bogg i

(法則:g+b=(k)p)

(法則:gg+i=kki)←これを忘れちゃってるのではないかと想像

=ットッポッキ


ま、さすがに日本語の商品名の最初が小さい「ッ」ってのもナンですが('◇')ゞ


またまたついでに、

コチュジャン、は唐辛子味噌って感じで日本でもポピュラーに。

テンジャン、というと、テンジャンチゲはみんな知ってるので、韓国味噌とわかる人も多い、と。

でもなぜそれらと必ずセットで売られてる「サmジャン」は市民権を得てないんだろうかなぁ。売ってるところでも「サンジャン」とか「サンチュ味噌」とか、訳してるのか訳してないのかよくわからないのが見られます。

サンチュの上に肉載せてからキムチ載せて、ニンニクスライスでぐりっとネグッて乗せてまいて食べる、あの味噌っぽいコチュジャンっぽいヤツですよ。これと、塩ごま油が無いと、焼き肉食べた気がしないす。まぁ好みナンですが。


こうやって単語が日本化して、そのうち味も??[E:despair]



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